水道水漏れや詰まりを場所ごとに種類分けしてみよう
水回りのトラブルとはいっても、そのトラブルが起こっている場所によって、原因や症状、対処法が異なることが多いです。ですからまずは、どの場所で水回りのトラブルが起こっているのかを考え、その原因を絞り込み、原因と症状に見合ったその後の対処が必要になります。
たとえば水道の水漏れの場合、同じ家の水道なんだからどれも同じだろうと考えてしまうと、意外と落とし穴になることもあります。というのも、水道の構造が場所によって異なっていることもあって、水漏れのトラブルの修理方法も、水道の構造ごとに変わってくる可能性もあるからです。
排管パイプの詰まりのトラブルともなると、詰まりが起こる原因は場所によって大きく異なります。たとえばキッチンの場合は油汚れが排管パイプに付着することが原因であるのに対し、トイレの場合は油汚れの可能性はほとんどなく、替わってトイレットペーパーのような固形物が詰まりの原因になっていることが想定されます。
このように、水回りのトラブルは、場所によって原因が変わってくることが多いです。ですから場所ごとの対処法を講じるためにも、トラブルが起こっている場所を意識することが、意外と重要になってきます。
バスルームや洗面所などのトラブルの原因は？
上ではキッチンとトイレのトラブルの例を挙げましたが、家庭内の水回りはバスルーム、洗面所、そして洗濯場などで起こる可能性もあります。これらの場所で起こる原因についても考えてみましょう。
バスルームにしても洗面所にしても、もちろん洗濯場にしても、水道の水漏れなどのトラブルが起こったら、水道の修理が必要になります。たいていはパッキンやバルブの故障です。市販のパーツを購入してきてパーツ交換を行えば問題なくトラブルは解消できるでしょう。ただし、バスルームは温水を使用したりシャワーを使用したりと、修理方法が他とは異なる可能性もあります。
パイプ詰まりの原因は、汚れや髪、ヒゲなどが、主にせっけん水と一緒に排水口から流れて排管パイプで詰まることが原因として考えられます。しかも、バスルームと洗面所、選択場は同じ排管パイプを使用していることが多いため、1か所の詰まりによってすべてに影響が及ぶことも考えられますので、注意が必要であると同時に、早めの対処が必要になります。
水道修理にしても詰まりにしても、水回りのトラブルは無理せず業者に依頼する勇気が必要な場合もあります。